SSブログ
鉄道系博物館・イベント ブログトップ
前の5件 | 次の5件

東武博物館リニューアルオープン―その2― [鉄道系博物館・イベント]

 昨日の続きで、リニューアルした東武博物館についてお送りします!

3022571

 ED5010型5015号電気機関車。貨物列車運転終了時のヘッドマークも付けています。

3022572

 キャブオーバーバス

3022573

 キャブオーバーバスの特徴は、車内にまでエンジンが張り出していることです!

3022658

 日光のロープウェイで使われていたゴンドラも展示されています。

3022608

 東武で最多数を誇ったトキ1形無蓋貨車。

 で、やっぱり鉄道系博物館といえば、運転シミュレーション。今回のリニューアルを機に映像はハイビジョン撮影のものに替わっています。

3022659

3022660

3022661

 リニューアルオープン初日ということで、大行列ができていました。行列に並んで待ってやる気もなかったので、今回はパスしました(^^;)またお客さんが少ない平日にでも狙ってやろかと思います。

 2Fに上がると、ウォッチングプロムナードがあります。

3022594

 ここでは、東武伊勢崎線を走る電車の床下を見ることができます。

3022595

 電車が通過中。違うアングルから電車を眺めてみるのも楽しいものです。

 今回はこのあたりにして、次は屋外に展示されている車両と、この博物館を訪れてみての感想についてお送りします!


東武博物館リニューアルオープン―その1― [鉄道系博物館・イベント]

 昨日は今世紀最大とも言われる皆既日食でしたが、私はそんなことはそっちのけにして(笑)、昨日はリニューアルオープンした東武博物館に行ってきました!今回は3回に分けて、新装オープンした東武博物館についてお送りしたいと思います!

3019756

 東武博物館には10時前に着きましたが、案の定、多くの同業者が行列をなしていました。特に、夏休みに入ったばかりの子どもたちの姿がかなり多く見受けられました。

 30分近く並び、ようやく入れました。入場券を買って入るのですが、リニューアルオープン記念ということで、オリジナルのクリアファイルとポストカードをいただきました\(^0^)/先着10000名までということですので、今日明日あたりはまだあるのかな・・・?

3019757

 さてエントランスを抜けると、まずは東武開業初期のSL、B1形5号機があります!このSL、1日4回SLショーたるものがあり、機関士が汽笛を鳴らし、さらに動輪の回転を実演してくれます!

3019758

 つづいて、B1形の左隣には、デハ1形5号電車が展示されています!

3019759

 デハ1形の車内。

3019760  3019761

 館内の1画には、東武の看板列車「スペーシア」の個室が展示されていました!個室内は、大きな大理石風のテーブルと、ソファーのようにゆったりした座席が配置されています。小田急ロマンスカーと並んで東武スペーシアは、私鉄特急の中で一度は乗ってみたい列車です。

 今回のリニューアルでは新たに2両展示車両が追加されましたが、それらは中庭にあります。

3019772

 ED101型101号電気機関車。東武最初の電気機関車で、1928年(昭和3年)英国製です。長年東武線内で貨物列車牽引を中心に活躍し、晩年は近江鉄道で余生を送っていました。2004年(平成16年)に廃車となっていますが、今回のリニューアルを機に、新たに展示されることになりました。

3019773

 そして、今回のリニューアルの大目玉といっても過言でないのが、こちらの5700形5701号。1951年(昭和26年)に日光線特急用車として誕生しました。一度は貫通型に改造されましたが、「ネコひげ」の愛称で親しまれた落成当時の流線型に復元されて展示されています!

3019776

 こちらがそのネコひげの流線型を復元するのに用いた金型。復元にはかなり苦労を強いられたようです。

3019775  3019774

 5700形5701号車の車内。客室は2人がけのクロスシートが並んでいますが、貸切バスのように補助席も備えらており、混雑時に使用されたようです。

3019777

 こちらは5700形5703号車の先頭部のカット。5701号も流線型に復元される前はこのような貫通型だったことと思います。

 次回はまた別の展示車両、そしてシミュレーターなどを紹介したいと思います。

(つづく)


タグ:東武博物館

'09年夏・沖縄旅行記③―ゆいレール展示館― [鉄道系博物館・イベント]

 那覇に着いて、まずは「ゆいレール展示館」に行くことにしました。ここは沖縄唯一かつ日本最南端の鉄道系博物館です!

3001961

 那覇空港から、炎天下の中、汗だくになりながら歩くこと10分で本社及び車両基地の一角にある「ゆいレール展示館」に着きます。それにしても沖縄は想像以上に暑く、着ていたTシャツも汗でぐっしょりになりました(^^;)

3001969

 1Fには、ゆいレール開業までの経緯がビデオ放映されていたり、戦前存在していた沖縄の鉄道の歴史、ゆいレールに関する資料が展示されていました。

3001965

 ゆいレールのジオラマもありました!

3001970

 2Fに行くと、'08年3月のダイヤ改正で廃止となったブルートレイン「なは」のヘッドマークも展示されていました!

 「なは」は1968年に誕生しましたが、当時まだアメリカの統治下にあった沖縄が早期に本土復帰することを願って付けられた愛称です。そんなこともあり、廃止時に愛称ゆかりの地である那覇市に寄贈されたようです。

3001972

 そして、今年3月に「富士」と共に姿を消した「はやぶさ」のヘッドマークも!こちらは、ゆたかはじめ氏のコレクションの一つです。

3001971

 他にも、同氏のコレクションがずらりと展示されていました!因みにこのゆたかはじめさんとは、元東京高裁長官で、沖縄に路面電車の導入を提唱されているエッセイストだそうで、代表的な著書は「沖縄に電車が走る日」があります。

 展示車両はありませんが、ゆいレールばかりでなく、いろんな展示品もあるので、ファンにはそれなりに楽しめるものだと思います。飛行機の搭乗までに時間がある際の時間つぶしにはもってこいです。

<Information>

ゆいレール展示館

開館時間 9:30-16:30

休館日 土曜、日曜、祝日

入場料:無料

 この後は、ゆいレールに乗って、ホテルに向かいます。次回は今回お世話になったホテルを紹介します!(つづく)


足尾の銅山と鉄道探訪の旅②―通洞駅&ガソリンカー― [鉄道系博物館・イベント]

 1週間ぶりの更新となってしまいました。m(_ _)m1学期末ということでレポートの嵐に追われる日々を送ってました。(^^;)

 殆どの大学は前期後期の2学期制ですが、私の在籍する大学というか大学院は今時珍しく3学期制のため、この時期が期末試験期間となります。大学院生(特にM1年生)も授業がありますが、レポートで成績評価するものが多く、逆に最終試験を課す講義は少なめです。

 それでやっと一昨日、最大の山場だった英語でのレポートを提出し終え、束の間のひとときといったところです。私は英語はさほど苦手ではありませんが、やはり英語で文章表現するのは大変でした。

 まだレポートが3つほど残っていますが、これが終われば、7月からは晴れて夏休みとなります!でも1ヶ月早く講義が再開されるため、9月から2学期がスタートです。。。

  前置きが長くなりましたが、足尾探訪記の続きを。

 足尾駅で昼食を終えて、我々一行は徒歩で足尾の歴史館へと向かいました。その途中、足尾駅から15分ほど線路沿いを歩いて、通洞駅に立ち寄りました。

2955445

 この駅、1面1線の小さな駅ですが、足尾駅よりも旧足尾町の中心地に近かったりします。

 何の変哲もない一ローカル駅ですが、こんな面白いものを発見しました↓

2923919

 あの鉄道唱歌にも足尾編があり、足尾も31~37番にかけて歌われているとのことです!旧国鉄足尾線が開通したのは大正元年(1912)なので、この歌詞はそれ以降に作られたものと考えられています。

2923979

 通洞駅を後にして、足尾歴史館へ。ここには足尾銅山関連の資料がたくさん展示されていました。

2923980

 屋外には足尾銅山で使用されていた、車両たちが展示されています!

2923981

 歴史館の屋外の線路を走る「ガソリンカー」と呼ばれる機関車。このガソリンカーは原則として毎月第1土曜のみの運行ですが、職員のご厚意で特別に乗せてもらえました!\(^0^)/

 このガソリンカーはかつて足尾を走っていたものではなく、どこかの鉄道愛好家から寄付をいただいたもののようですが、現在かつて足尾を走っていたものを復元中とのことです!それにしても、こんな車両を持っているファンもすごいですね(^^;)因みに後ろの客車2両もどっかの遊園地のお下がりだそうです。 

  なお、この足尾歴史館の近くに「足尾銅山観光」があり、トロッコ電車に乗って坑内探検できるスポットもありますが、残念ながら今回は立ち寄らず、バスでまた次の遺産に見に行くことに・・・(T_T)

<Information>

足尾歴史館(http://www18.ocn.ne.jp/~rekisikn/

TEL:0288-93-0189

開館期間:4月1日~11月30日

開館時間:午前10時~午後4時

休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)

入館料:大人(高校生以上)350円 小人(小学生以上)250円

 

 次回は足尾を走る、わたらせ渓谷鐵道の列車を紹介します!


足尾の銅山と鉄道探訪の旅①―足尾駅― [鉄道系博物館・イベント]

 先日、大学院の実習で日帰りで栃木県の足尾に行ってきました。私にとって初めて栃木県に足を踏み入れました。

 足尾といえば、日本史の教科書にも出てくる、足尾銅山からの鉱毒という負のイメージを持ちがちですが、実際に行ってみると意外と楽しいところでした。丸一日かけて足尾を見て周りましたが、その中でも鉄道ネタを中心に足尾の探訪記を複数回に分けてお送りします。

 まず朝8時過ぎに大学を出まして、2時間半ほどで足尾に着きました。午前中はバスで上流域の砂防ダムや一度ハゲ山化したところへの植林、数々の遺産を見学しました。

2923822

 お昼の休憩に訪れたのが、足尾駅。かつては旧国鉄足尾線でしたが、現在は第3セクターのわたらせ渓谷鐡道が運営しています。

2923823

足尾駅構内。2面3線の構造。まだ銅山が栄えていた頃は、多くの列車が行き交っていたことでしょう。

2923861

 現在は使われていない、貨物ホーム。

2923856

 駅構内に留置されている客車「わ01形」客車。国鉄12系客車改造のジョイフルトレイン「サロン・ド・わたらせ」(元JRお座敷列車「やすらぎ」)の中間車両で冬季にトロッコ列車に代わって運転されているようです。でも、見ての通り、結構肌が荒れています・・・

2923857

 構内に留置されていたキハ35形気動車。イベント用に保管されています。これも大分肌荒れがひどいですが、近々お色直しを施されるとのことです。

2923858

 で、こちらがお色直しされたキハ30形。

2923859

こちらはガソリン専用のタンク車、タキ35811です。

2923860

こちらは同じタンク車でも、濃硫酸専用のタキ29312です!'08年12月に約20年ぶりに足尾に戻ってきたとのことです!

 なぜ、ここに数々の車両が留置されているかというと、この足尾駅に併設して「足尾駅博物館」たる名の鉄道博物館を造ろうという、地元有志による動きがあるのです!足尾駅構内に残る鉄道遺産も活かし、地域振興とわたらせ渓谷鐡道の利用者促進も兼ねて計画されており、'12年の完成を目指して頑張っておられるそうです!

 完成した際は、またこの足尾を訪れてみたいものです!

 昼食兼構内見学を終えて、我々一行は次の場所へと歩いて向かいますが、次に訪れた場所も鉄分豊富な場所でした!(笑)

つづく


前の5件 | 次の5件 鉄道系博物館・イベント ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。