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十和田バラ焼き@奥入瀬ガーデン [ご当地グルメ]
前回の記事から1か月以上たってしまいましたが、5月下旬の旅行記を再開します。
青森空港からレンタカーでアップダウン、カーブの激しい山道を走ること約1時間20分。

目指すは奥入瀬渓流とその先の十和田湖。ちょうど奥入瀬渓流の入り口に「渓流の駅おいらせ」があったのでお昼休憩で立ち寄りました。

ここの地下1Fにあるレストラン「奥入瀬ガーデン」でバラ焼きランチをいただきます。地元の食材をふんだんに使ったビュッフェにバラ焼きがセットで1,600円とは安い!因みにビュッフェだけでも1,100円、これに追加料金を払ってバラ焼き以外にもせんべい汁やヒメマスの塩焼きを加えることも可能です。

メインのバラ焼き。下味をつけた牛バラ肉と玉ねぎを鉄板で焼いたもの。甘辛いタレが美味しく、ビールに合いそうですが、飲酒運転になるので我慢我慢。

お昼ご飯をたらふく食べてすっかり満腹状態。食後のコーヒーをいただいた後は少しだけ奥入瀬川沿いを散策。ここは奥入瀬渓流でも最下流部にあたりますが、流れる川も緑も綺麗で心が癒されます。
1時間ほどお昼休憩をしてから、再びレンタカーで十和田湖を目指します。(つづく)
青森空港からレンタカーでアップダウン、カーブの激しい山道を走ること約1時間20分。
目指すは奥入瀬渓流とその先の十和田湖。ちょうど奥入瀬渓流の入り口に「渓流の駅おいらせ」があったのでお昼休憩で立ち寄りました。
ここの地下1Fにあるレストラン「奥入瀬ガーデン」でバラ焼きランチをいただきます。地元の食材をふんだんに使ったビュッフェにバラ焼きがセットで1,600円とは安い!因みにビュッフェだけでも1,100円、これに追加料金を払ってバラ焼き以外にもせんべい汁やヒメマスの塩焼きを加えることも可能です。
メインのバラ焼き。下味をつけた牛バラ肉と玉ねぎを鉄板で焼いたもの。甘辛いタレが美味しく、ビールに合いそうですが、飲酒運転になるので我慢我慢。
お昼ご飯をたらふく食べてすっかり満腹状態。食後のコーヒーをいただいた後は少しだけ奥入瀬川沿いを散策。ここは奥入瀬渓流でも最下流部にあたりますが、流れる川も緑も綺麗で心が癒されます。
1時間ほどお昼休憩をしてから、再びレンタカーで十和田湖を目指します。(つづく)
JAL2151便搭乗記(大阪伊丹→青森) [JAL]
前回のつづき。神戸港三ノ宮第三突堤までジャンボフェリーを下船した後、徒歩で三ノ宮駅まで移動。そこから始発のリムジンバスで伊丹空港まで向かいます。

伊丹に着いたらまずは朝食。久しぶりに伊丹空港の穴場・オアシスで食べることにしました。

朝ごはんに豚汁定食。これで¥400!巷のファストフードで食べるよりこちらの方がボリュームもありますし、健康的ですね!
オアシスで朝食を摂った後は、ラウンジオーサカに入室し、朝刊読みながらコーヒーをいただき、制限区域内へ入りました。

2014.05.24(Sat) JAL2151 大阪伊丹08:00→09:25青森 機種:EMBRAER170 (JA224J)
この便はJ-AIRの機材・クルーでの運航。2010年に破たんしたJALの再生の切り札(?)として導入されたブラジル製のエンブラエル170に乗るのは初めてです。
なお、この日は本来使用予定だった機体の自動操縦装置に不具合があったようで、急きょ代替機を手配。そのため、出発が30分遅れとなりました。
これだったら、始発の「のぞみ」で新大阪、新大阪からリムジンバスというルートでも間に合ってたかもしれませんね。でも、旅にはトラブルがつきもの。余裕をもって行動するのが無難ですね。

さて、飛行機は離陸して一路青森へ。ベルトサインが消えると左手には関西の水がめ・琵琶湖が見えます。

E170の機内。2-2配置ですが、横幅は広くとられています。座席にはオーディオはありませんが、革張りとなっています。

足元も割とすっきりしていて快適です!

フライトの中盤には南アルプスを横断し、日本海側へ針路をとります。

機内でもらった東北クーポンBOOKとJ-AIRオリジナルのフライトマップ。この後使えるかと思いきや、結局クーポンBOOKは使いませんでした。(^^;)

結局30分を引きずったまま、青森空港に着陸しました。E170はリージョナルジェット機でありながら、ボーディングブリッジとの接続が可能です。
青森空港に降り立つと至るところに、ANA便就航ののぼりが。7月よりANAが伊丹―青森、青森―札幌にボンバルディアDHC8-Q400で就航しました。ANAユーザーには勿論朗報ですが、JALユーザーにもメリットが。これまでJAL独占で先得も高めに設定されていましたが、ANAの参入で、先得も値下がりしました。
話はそれましたが、青森空港からはレンタカーを借り、この後は一人ドライブを楽しみます。(続く)
伊丹に着いたらまずは朝食。久しぶりに伊丹空港の穴場・オアシスで食べることにしました。
朝ごはんに豚汁定食。これで¥400!巷のファストフードで食べるよりこちらの方がボリュームもありますし、健康的ですね!
オアシスで朝食を摂った後は、ラウンジオーサカに入室し、朝刊読みながらコーヒーをいただき、制限区域内へ入りました。
2014.05.24(Sat) JAL2151 大阪伊丹08:00→09:25青森 機種:EMBRAER170 (JA224J)
この便はJ-AIRの機材・クルーでの運航。2010年に破たんしたJALの再生の切り札(?)として導入されたブラジル製のエンブラエル170に乗るのは初めてです。
なお、この日は本来使用予定だった機体の自動操縦装置に不具合があったようで、急きょ代替機を手配。そのため、出発が30分遅れとなりました。
これだったら、始発の「のぞみ」で新大阪、新大阪からリムジンバスというルートでも間に合ってたかもしれませんね。でも、旅にはトラブルがつきもの。余裕をもって行動するのが無難ですね。
さて、飛行機は離陸して一路青森へ。ベルトサインが消えると左手には関西の水がめ・琵琶湖が見えます。
E170の機内。2-2配置ですが、横幅は広くとられています。座席にはオーディオはありませんが、革張りとなっています。
足元も割とすっきりしていて快適です!
フライトの中盤には南アルプスを横断し、日本海側へ針路をとります。
機内でもらった東北クーポンBOOKとJ-AIRオリジナルのフライトマップ。この後使えるかと思いきや、結局クーポンBOOKは使いませんでした。(^^;)
結局30分を引きずったまま、青森空港に着陸しました。E170はリージョナルジェット機でありながら、ボーディングブリッジとの接続が可能です。
青森空港に降り立つと至るところに、ANA便就航ののぼりが。7月よりANAが伊丹―青森、青森―札幌にボンバルディアDHC8-Q400で就航しました。ANAユーザーには勿論朗報ですが、JALユーザーにもメリットが。これまでJAL独占で先得も高めに設定されていましたが、ANAの参入で、先得も値下がりしました。
話はそれましたが、青森空港からはレンタカーを借り、この後は一人ドライブを楽しみます。(続く)
ジャンボフェリー乗船記(高松東港→神戸港) [船旅]
5月下旬に「ある列車」に乗りに北へ旅に出たので、その旅行記をお届けしたいと思います。

まずは、夜の快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡り、高松駅までやって来ました。高松から「ジャンボフェリー」で夜間に神戸まで移動するためです。

高松駅を深夜24時に出発する無料送迎バスで高松東港まで来ました。ここがジャンボフェリーの発着港です。

乗船券。現在は片道1,990円となっていますが、それでも高松~神戸の距離を考えると安い!しかもPiTaPaで乗船券を買うと5%OFFとなります。ふっふーん♪

0時35分ごろから乗船が始まります。とりあえず船内をいろいろみて回ります。こちらは椅子席。リクライニングシートとソファーが配置されています。

フェリーお約束の桟敷席もありますが、こちらの方が人気が高く、椅子席(リクライニングシート)で仮眠をとることに。先着順で個室(+¥2,000)へのアップグレードも受け付けているみたいです。
このほか、金曜夜ということもあって夜行便はかなりの人気で、中には寝袋等を持参して、船内のロビーや廊下で寝るツウもいました!

さらには、夜行便でありながら売店の営業も。四国各地や神戸の銘菓、讃岐うどんが販売されてたほか、DVDプレーヤー、ソフト、寝具のレンタルもやっていました。

で、真夜中に食べるのは体に良くないと分かりつつも、かけうどんを食べました。

結局そんなに寝たという実感がなく、出港から3時間半ほどたったところで神戸の街が見えてきました。

デッキから見る車両甲板。ロングコンテナが結構積まれているほか、思ったよりマイカーの利用も観られました。コンテナたちは神戸港からまたどっか海外へと長ーい船旅に出るんでしょうね。
ジャンボフェリーといえば、このテーマ曲。神戸港到着前に船内に大音量(?)で流れ、結構脳裏に焼き付いてしまいます。(^^;)

定刻から10分少々遅れて、神戸港三宮第三突堤に接岸。ここから三ノ宮駅までは連絡バスもありますが、運賃¥200をケチって歩いていきました。(^^;)
まずは、夜の快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡り、高松駅までやって来ました。高松から「ジャンボフェリー」で夜間に神戸まで移動するためです。
高松駅を深夜24時に出発する無料送迎バスで高松東港まで来ました。ここがジャンボフェリーの発着港です。
乗船券。現在は片道1,990円となっていますが、それでも高松~神戸の距離を考えると安い!しかもPiTaPaで乗船券を買うと5%OFFとなります。ふっふーん♪
0時35分ごろから乗船が始まります。とりあえず船内をいろいろみて回ります。こちらは椅子席。リクライニングシートとソファーが配置されています。
フェリーお約束の桟敷席もありますが、こちらの方が人気が高く、椅子席(リクライニングシート)で仮眠をとることに。先着順で個室(+¥2,000)へのアップグレードも受け付けているみたいです。
このほか、金曜夜ということもあって夜行便はかなりの人気で、中には寝袋等を持参して、船内のロビーや廊下で寝るツウもいました!
さらには、夜行便でありながら売店の営業も。四国各地や神戸の銘菓、讃岐うどんが販売されてたほか、DVDプレーヤー、ソフト、寝具のレンタルもやっていました。
で、真夜中に食べるのは体に良くないと分かりつつも、かけうどんを食べました。
結局そんなに寝たという実感がなく、出港から3時間半ほどたったところで神戸の街が見えてきました。
デッキから見る車両甲板。ロングコンテナが結構積まれているほか、思ったよりマイカーの利用も観られました。コンテナたちは神戸港からまたどっか海外へと長ーい船旅に出るんでしょうね。
ジャンボフェリーといえば、このテーマ曲。神戸港到着前に船内に大音量(?)で流れ、結構脳裏に焼き付いてしまいます。(^^;)
定刻から10分少々遅れて、神戸港三宮第三突堤に接岸。ここから三ノ宮駅までは連絡バスもありますが、運賃¥200をケチって歩いていきました。(^^;)
超久しぶりのANAプレミアムクラス [ANA]
先日上京する際に超久しぶりにANAのプレミアムクラスに乗ってみました。2011年12月にB787に初搭乗したとき以来、約2年半ぶりです。そのときの搭乗記はこちらとこちら

まずは岡山空港でアップグレード手続きし、ANAラウンジへ。お昼出発の便ということもあってか、思ってたよりずっと空いていました。

まずはビールとおつまみで駆けつけ1杯やります(笑)
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2014.05.17(Sat) 岡山12:15→13:35東京羽田 機種:B767-300(JA8589)
この日の搭乗機はごくごくありきたりなB767でした。

座席は従来と同じ2-1-2配置のシートですが、枕カバーは白い布製のものから黒い革製のものに替わっています(普通席と共通)。今回は窓側(1K)が空いていたので、そこを指定してもらいました。

飛行機は岡山空港を離陸し、安定飛行に達したころは明石上空。写りはイマイチですが、明石海峡大橋も見えます。

ベルトサインが消灯するとすぐに機内サービスが始まります。手際よく、おしぼり、機内食、お味噌汁が配られます。

機内食はご飯ものとおかずとで二重になっています。以前よりはボリュームは増えましたね。

機内食のお品書き。岡山空港発の機内食は以前と変わらず、駅弁でお馴染みの三好野本店が調製されています。

飲み物はシャンパン、ではなくスパークリングワインを。シャンパンは2012年のサービス改定時になくなったみたいですね。

飛行機は順調に飛び続け、定刻より5分ほど早く羽田空港にスポットイン。
プレミアムクラスですが、以前は+¥7,000のアップグレード料金だったのが、ラウンジ拡充、さらには消費増税で+¥8,250にまで跳ね上がり、JAL国内線のファーストクラスよりも高くなってしまいました。
出発前のラウンジ、1時間ちょっとのフライトで価格に見合うかといえば、正直微妙なところですが、たまに乗ってみるのも良いですね。ヒコーキはもっと楽しまないと。
まずは岡山空港でアップグレード手続きし、ANAラウンジへ。お昼出発の便ということもあってか、思ってたよりずっと空いていました。
まずはビールとおつまみで駆けつけ1杯やります(笑)
2014.05.17(Sat) 岡山12:15→13:35東京羽田 機種:B767-300(JA8589)
この日の搭乗機はごくごくありきたりなB767でした。
座席は従来と同じ2-1-2配置のシートですが、枕カバーは白い布製のものから黒い革製のものに替わっています(普通席と共通)。今回は窓側(1K)が空いていたので、そこを指定してもらいました。
飛行機は岡山空港を離陸し、安定飛行に達したころは明石上空。写りはイマイチですが、明石海峡大橋も見えます。
ベルトサインが消灯するとすぐに機内サービスが始まります。手際よく、おしぼり、機内食、お味噌汁が配られます。
機内食はご飯ものとおかずとで二重になっています。以前よりはボリュームは増えましたね。
機内食のお品書き。岡山空港発の機内食は以前と変わらず、駅弁でお馴染みの三好野本店が調製されています。
飲み物はシャンパン、ではなくスパークリングワインを。シャンパンは2012年のサービス改定時になくなったみたいですね。
飛行機は順調に飛び続け、定刻より5分ほど早く羽田空港にスポットイン。
プレミアムクラスですが、以前は+¥7,000のアップグレード料金だったのが、ラウンジ拡充、さらには消費増税で+¥8,250にまで跳ね上がり、JAL国内線のファーストクラスよりも高くなってしまいました。
出発前のラウンジ、1時間ちょっとのフライトで価格に見合うかといえば、正直微妙なところですが、たまに乗ってみるのも良いですね。ヒコーキはもっと楽しまないと。
JR四国8600系電車に乗りました! [JR在来線]
先月23日より営業運転を開始したJR四国の8600系特急型電車。先日松山に行く用事があったので、ついでに乗ってきました。

現在8600系電車が充当されているのは、高松6:00発→松山8:36着の特急「いしづち」103号と松山20:34発→高松22:58着の「いしづち」104号の1往復。
今回乗車したのは前者の「いしづち」103号。始発の快速「マリンライナー」1号で坂出まで向かい、坂出で乗り継ぎです。
僅か2分の短い乗り換え時間で、階段を降りたり上ったりして、ホームに辿りつくとすぐに8600系電車が4両で入線してきました。このとき、初めて8600系電車を生で見ましたが、実物は割と良い感じに仕上がっている印象でした。

車内は全車両普通車。座席のカラーは松山方8750形車が愛媛の柑橘をイメージしたオレンジ、高松方8600形車が香川のオリーブをイメージしたグリーンとなっています。

座席は2000系気動車や8000系電車を踏襲した980mm間隔ですが、リクライニング時に座面が連動して前へスライドする方式が採用されており、座席の掛け心地は向上しています。そして従来車と同様、跳ね上げ式フットレストもしっかり備えられています。
このほか、可動式のヘッドレスト、大型化されたテーブル、各座席の肘掛にAC100Vの電源、背面にはドリンクホルダーが備え付けられるなど、さまざまな機能が追加されました。

客室出入口の上にあるLED表示器。駅到着時はN700系みたいな表示が出てきます。その代わりに、従来車で流れていた沿線の観光案内、JR四国の企画きっぷの案内などは割愛されていました。

客室外もみていきましょう。まずはデッキ。ドアは従来車のようなプラグドアではなく、引き戸になっています。開閉時には「ドアが開きます(閉まります)。」という音声が流れます。
また、ドアには「しおかぜ」「いしづち」のロゴが描かれており、松山~高松・岡山の運用を限定していることを謳っているようです。(まあ、この先JR四国管内の路線が電化される可能性は極めて低いでしょうけど。。。)
そして気になるのが、ドア横の開閉ボタン。四国島内の普通列車(一部除く)は常時半自動となりましたが、8600系電車でも長時間停車する際は、この機能が使われるのでしょうか?

松山方8750形車後方のデッキ。身障者対応のトイレと男性用小トイレ、洗面台が備えられています。

そして、身障者対応トイレも8000系電車よりもずっと広くなっております。高松方8600形車にも洋式トイレ1か所と男性用小トイレ1か所備えられていますが、2両で合計4か所というのは、やや多すぎな気もします。

運転台は基本的に8000系電車と同じ構造で、高速運転と、万が一の踏切事故時に運転士への被害軽減を兼ねた高運転台となっています。

坂出から乗車すること2時間20分あまりで松山にほぼ定刻で到着しました。高松~松山を2時間36分で走り、「いしづち」の中では比較的遅い方ですが、それでもあっという間の初乗車でした!
早朝の運用にも関わらず、沿線で撮影する人もそれなりにいましたし、駅ホームや対向の上り「しおかぜ」「いしづち」の車内からスマホのカメラで撮る人もいたり、松山から50km手前の今治からはかなりの人数で乗ってきたりと、かなりの注目が集まっている印象でした。

8750形車の側面には”Setouchi Stream Express SS8000"たるロゴが!そういえば8000系電車も開発時のコンセプトは「瀬戸の疾風」でしたから、この8600系電車もこれを踏襲しているのでしょう。

松山に到着後、乗客が降りるとすぐに松山運転所に入線し、夜の「いしづち」104号の運用までお休みです。実に丸半日近く昼寝させることになり、勿体ない運用をしている気がしなくもないですが、振り子式の8000系とは混結できないでしょうし、致し方ないのかもしれません。
2016年3月には量産車10両(グリーン車含む3両×2本、2両×2本)も増備され、岡山発着の特急「しおかぜ」にも充当され、2000系アンパンマン列車を置き換えるとのことです。それまで今後しばらくはこの運用が続くようです。
ただし、火、水の「いしづち」104号と水、木の「いしづち」103号は検査や試運転の都合で2000系気動車が代走するほか、土休日は原則2両での運転となります。
現在8600系電車が充当されているのは、高松6:00発→松山8:36着の特急「いしづち」103号と松山20:34発→高松22:58着の「いしづち」104号の1往復。
今回乗車したのは前者の「いしづち」103号。始発の快速「マリンライナー」1号で坂出まで向かい、坂出で乗り継ぎです。
僅か2分の短い乗り換え時間で、階段を降りたり上ったりして、ホームに辿りつくとすぐに8600系電車が4両で入線してきました。このとき、初めて8600系電車を生で見ましたが、実物は割と良い感じに仕上がっている印象でした。
車内は全車両普通車。座席のカラーは松山方8750形車が愛媛の柑橘をイメージしたオレンジ、高松方8600形車が香川のオリーブをイメージしたグリーンとなっています。
座席は2000系気動車や8000系電車を踏襲した980mm間隔ですが、リクライニング時に座面が連動して前へスライドする方式が採用されており、座席の掛け心地は向上しています。そして従来車と同様、跳ね上げ式フットレストもしっかり備えられています。
このほか、可動式のヘッドレスト、大型化されたテーブル、各座席の肘掛にAC100Vの電源、背面にはドリンクホルダーが備え付けられるなど、さまざまな機能が追加されました。
客室出入口の上にあるLED表示器。駅到着時はN700系みたいな表示が出てきます。その代わりに、従来車で流れていた沿線の観光案内、JR四国の企画きっぷの案内などは割愛されていました。
客室外もみていきましょう。まずはデッキ。ドアは従来車のようなプラグドアではなく、引き戸になっています。開閉時には「ドアが開きます(閉まります)。」という音声が流れます。
また、ドアには「しおかぜ」「いしづち」のロゴが描かれており、松山~高松・岡山の運用を限定していることを謳っているようです。(まあ、この先JR四国管内の路線が電化される可能性は極めて低いでしょうけど。。。)
そして気になるのが、ドア横の開閉ボタン。四国島内の普通列車(一部除く)は常時半自動となりましたが、8600系電車でも長時間停車する際は、この機能が使われるのでしょうか?
松山方8750形車後方のデッキ。身障者対応のトイレと男性用小トイレ、洗面台が備えられています。
そして、身障者対応トイレも8000系電車よりもずっと広くなっております。高松方8600形車にも洋式トイレ1か所と男性用小トイレ1か所備えられていますが、2両で合計4か所というのは、やや多すぎな気もします。
運転台は基本的に8000系電車と同じ構造で、高速運転と、万が一の踏切事故時に運転士への被害軽減を兼ねた高運転台となっています。
坂出から乗車すること2時間20分あまりで松山にほぼ定刻で到着しました。高松~松山を2時間36分で走り、「いしづち」の中では比較的遅い方ですが、それでもあっという間の初乗車でした!
早朝の運用にも関わらず、沿線で撮影する人もそれなりにいましたし、駅ホームや対向の上り「しおかぜ」「いしづち」の車内からスマホのカメラで撮る人もいたり、松山から50km手前の今治からはかなりの人数で乗ってきたりと、かなりの注目が集まっている印象でした。
8750形車の側面には”Setouchi Stream Express SS8000"たるロゴが!そういえば8000系電車も開発時のコンセプトは「瀬戸の疾風」でしたから、この8600系電車もこれを踏襲しているのでしょう。
松山に到着後、乗客が降りるとすぐに松山運転所に入線し、夜の「いしづち」104号の運用までお休みです。実に丸半日近く昼寝させることになり、勿体ない運用をしている気がしなくもないですが、振り子式の8000系とは混結できないでしょうし、致し方ないのかもしれません。
2016年3月には量産車10両(グリーン車含む3両×2本、2両×2本)も増備され、岡山発着の特急「しおかぜ」にも充当され、2000系アンパンマン列車を置き換えるとのことです。それまで今後しばらくはこの運用が続くようです。
ただし、火、水の「いしづち」104号と水、木の「いしづち」103号は検査や試運転の都合で2000系気動車が代走するほか、土休日は原則2両での運転となります。
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