秋田駅・白神浪漫 [駅弁]
かつて「あけぼの」には秋田から車内販売が乗務していましたが、現在は廃止されたため、朝食は事前に用意するか、秋田での短い停車時間に駅弁を買うかのどちらかです。
この日、「あけぼの」は約2分遅れで秋田に到着。通常は4分の停車時間ですが、回復のため2分に短縮。さらに乗車していた7号車シングルデラックスからは売り場が離れていたため、ダッシュで売り場に行き、じっくり見ることなく「とりあえず」的な感じで買い、代金を払って近くの車両に飛び乗った、そんな次第でした。
さてさて、この「白神浪漫」ですが、五能線のクルージングトレイン「リゾートしらかみ」号のくまげら編成デビューを記念して発売されたもの。パッケージは白神山地のブナをイメージしたものです。
調製元は秋田駅の駅弁を手掛ける関根屋、価格は¥850でした。
中身はというと、シメジの入った炊き込みご飯の上に、ホタテのてんぷら、いくら、畑のキャビアと呼ばれるとんぶりが載っています。
付け合せにハタハタの唐揚、しじみ佃煮など、秋田の食材がふんだんに使われており、どれも美味しくいただきました。
【再録】大舘駅・鶏めし [駅弁]
大阪発車前に電話にて事前予約、翌朝の大館到着時にホームで受け取りました。
真っ赤な掛け紙が特徴的です。
作ってそんなに時間が経ってないのでしょうか、お弁当はほんのり温かったです。
中身は、前回と変わらず。メインの鶏めしが4分の3ほど、残り4分の1ほどのスペースに付け合せに鶏のつくねに煮物、漬物といったラインナップ。
鶏肉はこの辺り特産の比内地鶏を使っているほか、お米はあきたこまち。ご飯は若干甘めに炊かれていますが、甘辛く煮た鶏肉との相性は抜群でした。
今回も美味しくいただきました。 やはり、大館の鶏めしは絶品です!
水了軒・八角弁当 [駅弁]
お弁当のパッケージ。その名の如く、八角形をしています。発売は1975年(昭和50年)ですが、その当時の社長が京都府八幡市の阿弥陀(あみだ)堂「八角堂」の形をヒントにしたんだとか。(’11.02.15asahi.com記事より引用)
八角弁当、以前は大阪駅でも販売されており、同駅の名物駅弁でしたが、調製元の水了軒が経営破たんしたことで撤退⇒いったん終売。その後は(株)デリカスイトが商標をとって、2011年2月下旬から、新大阪駅で販売再開し、今に至っています。その他、京都の京阪百貨店、神戸・元町の大丸でも販売されているようです。
八角形の容器の中に、ご飯やおかずがぎっしり!少しずつ、たくさんのおかずを味わえるのが嬉しいところです。どのおかずもしっかりした味付けで、酒の肴にピッタリです!
その中でも、茄子の揚げ浸しと鶏肉の照り焼き、穴子の鳴門巻きあたりが気に入りました。
満足いく味とボリュームで満足。美味しくいただきました!
広島駅・山のおべんとう [駅弁]
忘れないうちに、「こだま」727号の車中でいただいたお弁当も紹介しておきます。
広島駅の有名駅弁といえば「しゃもじかきめし」ですが、過去に一度食べたことがあるので、今回は「山のおべんとう」(¥750)にしました。(もっとも、朝の時間帯は販売されている種類が限られていましたが。。。)
このお弁当の売り上げの一部は広島県の山岳環境保全に役立てられるとのことです。お金も必要ですが、人を育てる方がもっと必要な気がします。
お弁当箱の大きさはANAプレミアムクラスの機内食と同じくらいでしょうか?
お弁当のメニューは以下の通り。(広島駅弁HPより引用)
海苔むすび(梅、昆布、鮭)/鶏肉照煮/出巻卵/焼鮭/さつま芋甘煮/蒟蒻煮/筍煮/蓮根煮/椎茸煮/人参煮/付合せ
朝食にちょうどいいボリュームと味付けで、おいしくいただきました!
鳥取駅「とっとりの居酒屋」 [駅弁]
昼食は特急「はまかぜ」の車内で駅弁を。やはり汽車旅には駅弁は欠かせませんからね!
鳥取駅で購入した「とっとりの居酒屋」。アベ鳥取堂の調製でお値段は1350円でした。
1日10個限定だそうで、お昼時はあまり問題ありませんが、遅い時間だと売り切れているかも知れないんで、予約したほうが無難だと思います。
掛け紙は居酒屋の暖簾をイメージしたものです。
裏はお品書きとなっており、記念に持ち帰るつもりが、残念ながら失くしてしまいました。(泣)
中には、アゴ(=飛魚)竹輪、とうふ竹輪、ラッキョウ、アゴの梅紫蘇巻きフライ、長いものフライ、いか寿し、アゴ寿しなどなど、いろんな鳥取の料理が詰め込まれています。
右上の茶色いものはお饅頭じゃなくて、スルメの杯で、あれで日本酒をクイッと飲むと美味いしいそうです。私はお酒が弱く、日本酒はほとんど飲まないですが、興味のある方はぜひお試しを!
あらかじめ買っておいたビールやハイボールの肴にもピッタリで、真昼間から一人居酒屋気分を味わえる、満足のいく駅弁でした。