SFJ26便搭乗記(大阪関西→東京羽田) [国内その他エアライン]
4泊5日の就活行脚を終えて、茨城に帰ります。梅田で選考があったので、素直に伊丹にいけば早いのですが、今回はスターフライヤーに乗ってみたく、あえて関空から乗ることに。
しかし、やっぱり関空は大阪市内から遠いし、時間かかるし、電車もバスも運賃高いし。確かにアクセスが悪けりゃ、凋落する一方ですよね。
にしても、いろんな奴らがワガママ言ったせいで、関西に3つも空港ができちゃったんですよね。造ったものを今更どうこう言っても仕方がないんで、何とか生き残る道を見出さないと。
あと、これからはこういう箱モノを造る際には、何か問題が起きた際には、言いだしっぺにしっかりと責任をとってもらう形にしないといけませんね!
さて、話はそれましたが、早めにチェックインを済ませ、セキュリティレーン前のKANKU LOUNGEでくつろぐことに。
ラウンジとは言いつつも、実態はネットカフェ。料金体系も最初の30分は300円、以下10分ごとに100円加算とネットカフェと一緒です。
SFJ26/ANA3826 大阪関西15:45→16:55東京羽田 機種:A320(JA03MC)
SFJ便はANAと共同運航便です。今回はANAのDP旅作で予約しているので、ANAのマイルも貯まります。
飛行機にしては珍しい、黒い塗装のSFJ機。兼ねてからサービスは良いと聞いているので、期待しながら飛行機に乗ります。
機内は黒い革張りのシートが並びます。
そして、短いフライトながら、全席パーソナルTVを搭載しており、複数のビデオプログラムの他、スカイマップを楽しむことができます!
足元はかなり広めで、フットレストもついています。シートピッチは91cmだそうで、JR東日本の在来線特急の普通車とほぼ同じです。
シートピッチを広くすれば、必然的に定員は少なくなるので、「これで採算とれるの?」と思っちゃいますが、定員を少なくすることでCAの数も減らせ、結果的に人件費削減になるんだとか。
スターフライヤーでは、しっかりと飲み物がサービスされます。コーヒーはあのタリーズコーヒーを提供しているとのことでチョコレートもついてきます!
ANAでは飲み物の有料化に踏み切りましたが、スターフライヤーではしばらく有料化の予定はない、というか有料化自体考えてないそうです。
飛行機は順調に飛行し続け、ほぼ定刻に羽田空港に到着しました。羽田では沖止めで2タミまでバス移動です。
今回スターフライヤーに初めて乗りましたが、あらゆる面で大手2社よりも断然サービスが良かったです!今回は関空→羽田で飛行時間も短かったですが、今度は羽田―北九州で乗ってみたいですね。今後の路線拡充が楽しみです。
結局、白紙撤回だそうです。 [国内その他エアライン]
就航から僅か2ヶ月ほどで茨城―神戸便の撤退を発表したスカイマークでしたが、20日に10月から運航再開を発表しました!しかも、今年度内に茨城と新千歳、中部(セントレア)を結ぶ便の新規就航も予定しているとか。
撤退の理由になっていた、茨城空港に併設する百里基地での航空祭に関する問題はほぼ解決でき、運航の再開の目処がたったとのこと。
10月からはひとまず茨城―神戸便を1日1往復で復活させて、新千歳やセントレア便就航と同時に神戸便も1日3往復くらいに増便って感じですかね。(←あくまで個人的推測)
新千歳便は結構需要がありそうですよね。運賃次第では、多少遠くても首都圏からの集客が見込めそうですし。
もう一つの就航先がセントレアっていうのが謎です(^^;)茨城―名古屋って飛行機で移動するにはなんとも中途半端な。。。ホンマに需要があるのか気になりますね。でも、世の中「安けりゃ何でもアリ!」みたいな層も確実にいるので、意外と需要あったりして。
何だかんだ言われている茨城空港とスカイマークですが、これから二人三脚で(?)お互い発展していくことでしょうね。でも、ホントに大丈夫なんですかね??
早くも撤退ですか・・・ [国内その他エアライン]
4月16日に茨城-神戸便に就航したばかりのスカイマークが早くも撤退とのことです。搭乗率はそこそこ高く、運航そのものは黒字だったものの、意外な理由があったようで・・・
<茨城空港に駐機するスカイマーク機('10.05.02撮影)>
以下スカイマーク社プレスリリースより引用
「神戸‐茨城線」の運休について
2010年6月24日
スカイマーク株式会社は、2010年9月より「神戸‐茨城線」を運休とさせていただくことを決定いたしましたので、ここにお知らせいたします。
本件、運休に至る経緯は以下の通りとなります。
「神戸-茨城線」は当初の想定よりも好調で黒字運航を行っておりましたが、本社コストや定期整備コストを含めれば黒字にはなっておりませんでした。当社としては低価格帯の運賃で需要を掘り起こし、3便以上の運航体制を敷いた時点で完全黒字にすることを目指しておりましたが、ここに来て茨城空港は他の空港と異なり、自衛隊の指揮下で運航しなければならないことが判明いたしました。茨城空港と自衛隊との間でそのような取り決めがあるようです。
例えば、航空祭では運航ダイヤの大幅な変更を求められておりますし、観閲式では運航の中止を求められる可能性もあるようです。これでは定期便としての運航を行うことができません。当社では機材をフルに活用することでコスト削減を図っており、茨城空港発着便での運航ダイヤの変更を行えば、その後の運航便に混乱を招くことになります。現在、茨城に就航している機材は原則神戸に戻った後沖縄に向かい羽田に戻ることになっておりますが、茨城で遅延させれば羽田への到着時刻が玉突き的に遅れ、お客様が目的地までの地上交通に乗れなくなってしまうことにもなりかねません。
このような状況下では今後の増便について消極的にならざるを得ません。増便ができなければ茨城便が完全な黒字になることはありません。この問題に関して当社が改善を求める余地はなく、従って茨城空港と自衛隊との間で「民間共用」のスキームの見直しがされるまで運休をさせていただくことを決定いたしました。
これまでご利用頂いておりましたお客様には誠に申し訳ございませんが、民間航空会社として止むを得ない措置とご理解頂ければ幸いです。一日も早く運航を再開できることを心より願っております。
スカイマーク株式会社
なるほど。って自衛隊の指揮下云々ってありますが、普通はこういうことを事前に調べた上で参入するんじゃないんでしょうか?それに毎日航空祭がある訳ないんだから、せいぜい年に一度のイベント時くらい調整できるでしょう。
しかも、茨城県の空港対策課には何の連絡もせず、HPのプレスで知った同課職員は「寝耳に水」と驚きを隠せないとか・・・
うーん、やっぱしこの会社はどこか履き違えているような・・・
アシアナのソウル便も、この茨城-神戸便も搭乗率が良いというし、7月からは上海のLCCがチャーター便として週3便就航することも決定することもあって、乗ることは滅多にないでしょうけど個人的には多少なりとも期待していましたが、早くも視界不良となっちゃいましたね。一体どうなることやら・・・
SKY183便搭乗記(茨城→神戸)(その2) [国内その他エアライン]
'10.05.02(Sat) SKY183 茨城10:35→11:55神戸 機種:B737-800(JA737T)
ようやく搭乗が始まります。最初に小さな子供連れやお年寄りのための優先搭乗、その後に後方席の乗客から案内されます。
茨城空港はLCC対応の造りなので、ターミナルビルから飛行機までは徒歩移動で、そこからタラップを昇って機内に入ります。また、出発時のプッシュバックは不要なので、出発準備が整ったらエンジンスタートし、自力で駐機場を離れて滑走路に向かいます。
定刻より若干遅れて出発したものの、無事に茨城空港を離陸。この日は天気も良く、気流も安定していました。
さて、客室内では飲み物の機内販売が始まりました。ミネラルウォーター、ジュース類が100円、缶ビールが200円(但し250mm位の少し小ぶりでしたが・・・)とそこそこのお値段でした。
そういえば、ANAもこの4月から飲み物の有料化に踏み切りましたね。(但し、5月末まではお試しキャンペーンで一部無料)にしても、ここ何年も運賃(主に普通運賃や特割など)を値上げしているのに、B777の3-4-3アブレスト化、新聞の無料提供中止など、サービス改悪ばっかりと感じるのは私だけでしょうか・・・?
それはさておき、富士山は進行方向左手に見えました!\(^0^)/
茨城→神戸では、関東北部を横断し、南アルプスを横断し、名古屋上空を通過する航路をとっているようです。
着陸態勢に入る直前には伊丹空港も見えました。
神戸空港では、原則西側からの着陸となっており、明石を通り過ぎた所で大きく左旋回し、眼下に明石海峡大橋を眺めながらアプローチしていきます。
この日は西からの風が強かったため、さらに空港東沖合で左旋回し、東側から着陸しました。
結局15分ほど遅れて神戸空港に到着しました。荷物を受け取ったら、ポートライナーに乗って、三宮に出ます。
この4月から1日1往復でスタートした茨城―神戸便ですが、確かに乗ってみれば、東京に出て新幹線や飛行機に乗るよりは便利です。しかも普通運賃でも12000円とそこそこお手頃ですし。
でも1日1往復はサスガに少ないですので、利便性確保には、せめて午後にもう1往復欲しいところですが、それも今後の搭乗率によりますね。
スカイマーク・茨城-神戸便就航決定 [国内その他エアライン]
3月11日に茨城県小美玉市に開港する茨城空港ですが、4月16日により、スカイマークが神戸と茨城の間を1日1往復就航するとのことです。
これまでアシアナの茨城―ソウル(仁川)しか就航決定していませんでしたが、ようやく国内定期便の就航にこぎつけました。
運航スケジュールはまだ明らかになってませんが、片道12000円、そして早割21に至ってはなんと5800円とのことです。水戸~京都・大阪間の夜行バスよりも安いです!
それにしても、茨城と神戸を結ぶ便って需要が見込めるんですかね???茨城から関西への需要はまだしも、関西から茨城って?ぶっちゃけ茨城ってこれと言った魅力的なものもありませんし。あんまりにも搭乗率が低かったら、同社は得意技の即時撤退なんてこともやるでしょうね。
いずれにせよ、今年10月には羽田が拡張されますし、圏央道ができたら、茨城から成田へのアクセス時間も大幅に短縮されるので、この空港がどうやって存在意義を見出していくのか注目していきたいところですね。