元祖かに寿し@鳥取駅 [駅弁]
時間の関係でお昼ご飯は列車の中で駅弁です。
駅弁コーナーにはいろんな駅弁が置いてあって悩みましたが、まずは鳥取の名物駅弁を、ということで「元祖かに寿し」を選びました。
調整元はアベ鳥取堂さん、お値段は980円でした。
弁当の容器の上の掛け紙。こっちのカニの色合いがより本物の松葉ガニに似ていると思います。
この弁当、日本で最初のかに寿しの駅弁だそうです。冷凍保存の技術が向上したことにより、年中かに寿しが味わえるようになったんだとか。
因みに松葉ガニ漁が解禁されるのは11月初旬です。
2番目のパッケージを開けると、松葉ガニがふんだんに散りばめられたお寿司がお目見えです。付け合わせには塩昆布と奈良漬も入っています。
ご飯はちょっと酢が効きすぎな気がしなくもないですが、やはりカニの身は絶品です。とても美味しくいただけました。
岡山駅・黄ニラばら寿司 [駅弁]
この日のお昼は高松へ向かうマリンライナーの中で駅弁を。岡山の駅弁といえば、まつりずし。その中でもちょっと変わり種(?)で新発売っぽい「黄ニラばらずし」をチョイス。
価格は1050円で調整元はせとうち味俱楽部さん。以前食べた岡山空港の空弁・鰆寿司を作っています。
黄ニラは岡山の特産物の一つです。普通のニラを軟白させた(光を遮断して栽培)したもので、ニラ特有の臭みはありません。あと、「ぼっけえ」とは岡山弁で「ものすごい」という意味です。
中身はアナゴ、鰆の酢漬け、エビ、しいたけ、錦糸卵などに加えて、黄ニラもふんだんに散りばめられています。
黄ニラのシャキシャキとした食感が良く、酢飯とも相性ばっちりでした!鰆の酢漬けもほどよい酸味がきいていて、おいしかったです。
金沢駅「百万石弁当」 [駅弁]
掛け紙。まさに加賀百万石の町、金沢をイメージしたものですね。金沢も一度は訪れてみたいです。
さて中身。煮物、玉子焼き、フライなど、ごくありきたりな幕の内弁当のラインナップですが、郷土料理の治部煮も入っています。
味はなかなか良かったとは思うんですが、どこが百万石なのかと言われると「???」です・・・(^^;)もうちょっと、「おぉっ!」と唸らせるような高級駅弁にしたほうが百万石の名に相応しいんじゃないんでしょうかね。
青森駅・帆立釜めし [駅弁]
掛け紙。帆立は陸奥湾のものを使用とのこと。陸奥湾はホタテの養殖が盛んですからね。
中身はというと、茶飯の上に、ホタテをはじめ、錦糸玉子、山クラゲ、とびっこなどが載っています。
ホタテは大きなものが入っているものと期待していましたが、小ぶりながらも10個くらい入っていました。
茶飯もホタテも、濃すぎず薄すぎずで、まずまずのお味でした。
大館駅・鶏めし [駅弁]
今回の旅にあたって、何としても食べてみたかったのが、この大館駅の「鶏めし」。この駅弁はもはや超有名ですよね。調製元は花善さん、価格は850円。
奥羽本線で鷹ノ巣から大鰐温泉に向かう途中、大館で長時間停車したのでその際に、駅構内の売店にて購入し、弘南鉄道大鰐線の車内でいただきました。ロングシートで弁当食べるのって結構抵抗感ありましたが(^^;)
中身は、あきたこまちを醤油と鶏ガラスープで炊いたというご飯の上に、鶏肉や、栗、炒り玉子、生麩、サヤエンドウが載っています。あと付け合わせに、鶏つくねや煮物、柴漬けなども入ってました。
お味ですが、とにかく美味しいの一言に尽きます!ご飯は甘辛く、程よい味加減でした。当然、鶏との相性は抜群です!ほかの付け合わせもどれも一手間加えられており、美味しくいただきました。
折尾駅の「かしわめし」と並んで、鶏肉系駅弁の代表格と言われていますが、名実ともに優れた逸品だと思います。
今回いただいたのが、最も廉価版(と言ったら失礼ですが・・・)で、他にもおかずがより豪華なバージョンもあります。
この鶏めし、駅での立ち売りは行われていませんが、駅構内の売店、あるいは駅前の花善本店で買うことができます。また、予め電話予約すれば、1個からホームでの受け渡しも可能みたいです。