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幸せの国・ブータン探訪記(その7)―国立公園トレッキング②― [ブータン]

 ガサ滞在2日目、この日の午前中もトレッキングを行いました。ガサから更に上を目指します。

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 1時間半ほど歩くと、ガサの町が一望できました。やや左上に、ガサのゾンが見えます。写真中央からやや下のところに、我々の滞在しているテントが見えます。

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 このトレッキングルートはラヤ(Laya)まで続いており、それなりに整備されているようでした。

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 途中、道端には綺麗な花が咲いてあったので、撮ってみました。何の花かわかりませんが(^^;)因みにここは標高3000mをゆうに超していますが、ブータンでは高地でも植生が極めて豊富です。日本では2000~2500mくらいが植生限界のようですが。

 今回は2時間半ほど上り、折り返して2時間ほどかけてガサに戻りました。午後からはガサのゾンを見学します。(つづく)


幸せの国・ブータン探訪記(その6)―国立公園トレッキング― [ブータン]

 ブータン滞在2日目はトレッキングを行いました。ここから、サバイバルのような日々が始まります(笑)

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 まず、ホテルを出て、車でジグメドルジ国立公園(Jigme Dorji Natinal Park)内に入ります。公園内の看板には「思い出以外は持ち帰るな、足跡以外は残すな」と言った内容が書かれてありました。端的に言えば、自然は大切にしましょう、ということです。

 さて、午前中は国立公園事務局を訪れ、レンジャーの方々から、管理の在り方についていろいろお話をうかがいました。

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 昼食をとり、午後からトレッキングを行います。上の写真はヒル除けの靴下。靴下の上にはくもので、ひざ丈くらいまであります。同期のU君の足元を撮らせていただきました。

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 我々の荷物、食糧等は全てこのお馬さんたちに運んでもらいます。全部で15~6頭くらいおり、馬方さんが率いて行きました。

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 この日の目的地は、ガサ(Gasa)という街(集落?)。このガサという街はブータンのガサ県の県庁所在地ですが、自動車がアクセスできる道はありません!今のところ、世界でも珍しい、道の通じていない県庁所在地ではありますが、ゆくゆくはガサまで通じるみたいで、建設は進んでいる模様です。

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 しかし、工事がいい加減で、雨が降るとすぐにご覧のような、土砂崩れが頻発しています。帰りに同じルートを通った際も、新たに土砂崩れが何箇所か発生していました。あらら(^^;)

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 ブータンはヒマラヤの山国ゆえ、高い山々がそびえたち、谷も険しいです。

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 向こう側の山肌には滝が落ちているのも見えました。

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 歩くこと、2時間ほど経ちました。写真奥に大きな建物が見えるところが、今回目指すガサ。まだまだ道は遠いです・・・

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 途中、吊橋で流れの急な川も越えます。

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 道中、アケビの実も発見!みんなで中のドロドロした部分を食べましたが、とっても甘かったです。

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 4時間半ほど歩いて夕方にようやくガサに到着しました。ここでは、2泊します。ガサには宿泊施設がないので、テントで泊まります。食事は専属のクルーが作ってくれました。

 それにしても、こんなに長時間歩いたのは小学校の遠足以来かも(^^;)。でも、たまにはこうして歩きの旅もいいものです。歩き疲れたお陰でこの日はしっかり食べて、しっかり寝れました。(つづく)


幸せの国・ブータン探訪記(その5)―プナカ郊外の棚田― [ブータン]

 プナカのゾンを見学した後は、ホテルにチェックインするまでしばし時間があったので、郊外の棚田を散策することになりました。

 専用車で移動すること20分で到着です。

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 ご覧の通り、美しい水田が一面に広がっていました!

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 別角度から撮ってみました。写真で見るような、日本の田舎の原風景と似ていて、どこか懐かしい感じがしました。

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 棚田付近の集落。どの家も伝統的なブータン様式の造りです。

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 牛さんも飼われていました!

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 集落の中にある、お寺の講堂でみなさん集まってTVを見ています。昔の日本(昭和30年代)もこんなんだったんでしょうね。

 1時間前後散策して、あたりもだいぶ暗くなったところで、ホテルにチェックインしました。

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 今回宿泊したホテル。高台に立地していて見晴らしは良いとのことですが、日が暮れて到着し、朝早く出発したので、景色を楽しむことは出発前以外殆どありませんでした(涙)

 部屋ですが、一応TVやバスも付いていてそれなりに快適でしたが、やはり日本のビジネスホテルと比べると、設備面は劣っている印象を受けました。


幸せの国・ブータン探訪記(その4)―プナカゾン― [ブータン]

 2日目朝にパロ空港に降り立った我々一行は、現地のガイドさんとドライバーさんと合流し、一路車でプナカ(Punakha)という町を目指します。

 しかし、ブータンはヒマラヤの麓にある山国ゆえ、道路はかなりクネクネしています。乗り物酔いには強いと自負していた私も、前夜の寝不足もあり、かなり気分が悪くなりました。

 そんなこんだで途中昼食などを挟みつつ、4時間ほどかけて、最初の目的地、標高1350mのプナカ(Punakha)に到着です。

 ここの見どころは「ゾン」。ゾンというのは、各県に一つ配置されており、地方行政と寺院の機能を備えもつ城塞のことで、大雑把にいえば日本でいう県庁みたいな所です。

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 これがプナカのゾンの外観。ポ・チュ(父川)とモ・チュ(母川)の合流部にそびえたっています。ブータン建築の粋といった感じの堂々たる建物です。

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 ゾンの入口。急な階段を上って内部に入ります。それにしても、近くで見るとデカイです!

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 内部に入ると、果樹の下にゾウ、その上に猿、兎、鳥が乗っている画や老人の画が左右に描かれてありました。

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 ゾンの内部の中庭には巨大な塔がそびえたっていました。

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 ゾン内部にある、キュンレイ(講堂)。

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 ゾンから見た景色。

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 一通りゾン内部を見学したら、モ・チュ(母川)に架かる橋をわたります。

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 ゾンを見学し終えると、ちょっと寄り道してホテルに向かいます。


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