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幸せの国・ブータン再訪記(その11)―ドチュ・ラ峠&プナカ郊外― [ブータン]

 ブータン滞在6日目。首都ティンプーを後にし、東へ。

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 ティンプーから、くねくねしたいろは坂を超え、途中のドチュ・ラ峠(標高3150m)で小休憩。ここには、2003年に反インド政府ゲリラをブータン軍が国内から一掃する戦いに勝利した記念に、108の仏塔が建てられています。

 天気が良ければ、ヒマラヤの山々も見れるとのことですが、この日はあいにくの曇り空。

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 ドチュ・ラ峠を少し下ったところでバスを降り、旧道を歩きました。ここもかつてはれっきとした幹線道路で人や馬が頻繁に行き来していたようですが、我々以外誰もいませんでした。(寂)

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 トレックではクワガタも発見したり…

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 こちらはミミズではなく、ヒルです!雨期の湿った時期に現れます。私のトレッキングシューズにまとわりついており、危うく血を吸われるところでした(^^;)

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 ちょっとしたトレッキングも終え、再びバスに乗ります。峠を下っていくと、次第に棚田が広がっていきます。

 この後、昼食をとり、去年も訪れているプナカ・ゾンヘ行きます。

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 昼食をとったレストラン近くに停まってたダンプ。ライトの上に目が描かれてありますが、ライトが夜間の目で、上の目は昼間用にと、とんちが効いたものなんだとか。(つづく)

 


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幸せの国・ブータン再訪記(その9)―首都ティンプーⅡ― [ブータン]

 首都ティンプー市内見物のつづき。

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 職業訓練校を後にして、立ち寄ったのが「BIG BAKERY」。ここはJICAブータン事務所が国際貢献の一環として開いたパン屋さんで、現地の障害者を雇用しています。

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 続いてやって来たのが、「Takin Preserve」。直訳すれば「ターキン保護区」ですが、保護区とは言い過ぎで、かといって動物園にしては物足りませんが(^^;)、とにかくブータンの国獣である、ターキンが見られます!

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 で、まず見かけたのは鹿でしたが・・・

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 こちらがターキンです!バッファローみたいで結構大きいです。ウシ科の動物でブータン以外にも、チベットやミャンマーなどの山地に生息しています。

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 こちらは子どものターキン。可愛い瞳をしていますね。

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 そのターキン保護区からさらに山を登った展望台でティンプー市内を一望します。

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 よく見ると、大仏さまを建造中です!茨城にも牛久大仏がありますが、できた暁にはティンプー大仏として、市民の崇拝の対象になるんでしょうね。

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 夕方には、織物工場の見学&お買いものタイム。前回紹介した職業訓練校で学んだ方もいらっしゃると思います。

 織物工場を見学し終えた後は、ホテルにチェックインし、この日のスケジュールは終了です。(つづく)


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幸せの国・ブータン再訪記(その8)―首都ティンプーⅠ― [ブータン]

 はまかぜ旅行記も終わったので、ブータン旅行記を再開いたします。

 3泊4日のトレッキングを終え、5日目にキャンプスタッフの方々と別れを告げてから、首都ティンプーに向かいます。

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 去年もティンプーを訪れていますが、たった1年で建設中のマンションも増え、急速に発展している印象を受けました。

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 まずはメモリアル・チョルテンに行きました。ここは日本で言う、東京・浅草の浅草寺みたいな所で、終日おじいちゃんおばあちゃんでいっぱいで、チョルテン(塔)の周りを何周も回っていました。

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 ティンプーといえば、やっぱりお巡りさんの手信号による交差点。以前はここに信号機は設置されたものの、先代の国王が景観にそぐわない、ということで撤去を命じたそうです。。。

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 先ほどの交差点からほど近いところにある、中央広場。いろんな工作物がありますが、空き缶やペットボトルといったゴミで造られていました。

 例の交差点近くのレストランで昼食を食べてから、午後は職業訓練校を見学です。ここは一般公開されているほか、生徒が作った工芸品も販売されています。

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 生徒はここで彫刻、絵画、織物などのコースに分かれて、4年ないし6年間にわたって専門技術を磨きます。上写真は彫刻のコース。

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 こちらは絵画のコース。 どのコースのどの生徒さんも一生懸命取り組まれていました。でも、逆に毎日毎日観光客がやって来るんじゃあ、毎日が授業参観みたいで気が抜けないでしょうね・・・(^^;)

 まだまだティンプー市内見学はつづきます。(つづく)


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幸せの国・ブータン再訪記(その7)―チョモラリ・トレック― [ブータン]

 トレッキング2日目もさらに上に向かう予定でしたが・・・

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 訪れた8月下旬は雨季で、大雨によって川が増水したため、ルートも一部水没。

 結局ツアーガイドさんやキャンプスタッフの判断により、上を目指すことを断念し、元のルートを引き返すことになりました。

 ただ引き返すだけでは勿体ないということで、行きよりは幾分ゆっくりめで下ります。

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 ルートから外れた、山の斜面にそびえ立つ「ハディン修道院」も見学していきました。

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 この修道院、けっこうな高さに位置してまして、川沿いのルートから急な山道を1時間ほど登ったところにありました。

 修道院を見学した後は、国立公園の事務所にも立ち寄り、管理の課題などを伺いました。

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 出発地のドゥルゲル・ゾン近くにまで戻ってきたところ、川が増水しまくって、ご覧のようにトレックが完全に水浸しになった箇所があり、右側の岩の上をつたって歩きました。

 こんなにトレックが水浸しになるほど大雨が降るのも、異常気象なんでしょうかね。ブータンではヒマラヤの氷河が温暖化によって決壊する恐れもあるということで、まさに環境問題ってグローバルであることを改めて実感しました。

 本来なら5泊6日でトレッキングの予定でしたが、3泊4日でトレッキングは終了です。海外旅行はトラブルがつきものですから止むを得ないですね。

 ただ、その代わりに当初行く予定ではなかった首都ティンプーや他の都市にも行くことができるようになりました!

 ということで翌日からは専用車でティンプーに向かいます。


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幸せの国・ブータン再訪記(その6)―トレッキングでのキャンプ― [ブータン]

 間が空きましたが、前回のつづき。

 トレッキング初日は途中に昼食をはさんで、7時間ほど歩いたところの川沿いでキャンプします。

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 今回我々が寝泊まりしたテント。2人1組で使用します。中には寝袋も用意されているので、快適に寝れます。

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 料理は専属のシェフが用意してくださいます。このほかにも、2名のキャンプスタッフがいらっしゃいました。

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 夕食前のスープ。マッシュルームと生姜、ニンニクが入っていて、体の芯から温まります。

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 つづいて夕食。街中のレストランと同じ、ビュッフェスタイルで提供されます。ご飯は赤米です。

 朝食も、朝の7時頃にホテルと同じように、パンとシリアルと卵料理といったラインナップで提供されます。

 因みにこうした食材や炊事の燃料は全て街から運んできています!

 去年も今年もトレッキングというかキャンプを体験しましたが、専属のスタッフさん達が何から何までしてくれるので、かなり快適に過ごせました。

 シャワーが浴びれないのと、電気が使えないのがネックですが、ブータンの大自然を間近に体感できるトレッキングやキャンプも決して悪くはないと思います。

 


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