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JR四国が新型特急車両を導入! [JR在来線]

 JR四国は2014年度から新型特急電車を導入し、松山~岡山・高松間の特急「しおかぜ」「いしづち」をすべて電車に置き換えるという情報が2012年夏頃に流れていましたが、いよいよその詳細が明らかになりました!

JR四国8600系.jpg
 JR四国8600系(JR四国プレスリリースより拝借)

 その形式も8600系とのことです。今回は建築デザイン経験のあるJR四国社員と川崎重工とが車両デザインを考案したとのこと。でも、なんだか京阪特急に似たようなデザインと思うのは、私だけでしょうか?

JR四国プレスリリース
http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/13-11-25/01.htm

今回の新型特急形電車の新製は老朽化している2000系気動車を置き換えるためで、まずは2014年6月に2両×2編成、合計4両を導入し、まずは松山~高松の特急「いしづち」から使用するとのことです。

 あくまで個人的な推測ですが、空気バネ傾斜方式を採用していることから、制御付き振り子採用の8000系電車とは混結できないでしょう。そうなると早朝、夜間に単独運転される「いしづち」から充当されることでしょう。

 また、2015年度末までに10両増備するとのことから、松山~岡山の特急「しおかぜ」にも順次投入し、恐らく2000系アンパンマン列車を置き換えていくものと思われます。

 座席は座面と背もたれが連動してスライドするタイプのリクライニングシートを採用するほか、LED照明の採用、車いす対応多機能トイレの設置など、客室設備にかなり力を入れたようです。

 ここ3~4年、高速道路の大幅な値下げや、景気低迷で消極的な経営を続けていたJR四国ですが、ここ最近は予土線に0系新幹線を模した「鉄道ホビートレイン」、予讃線伊予長浜ルート(松山~伊予市~伊予長浜~伊予大洲~八幡浜)に観光列車「伊予灘ものがたり」を走らせる計画など、明るい話題も出てきています。

 人口減少、高速道路の延伸など、JR四国を取り巻く環境は厳しさを増す一方ですが、これらの施策は功を奏すでしょうか?何はともあれ、一度試乗してみたいものです!

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