寝台特急「あけぼの」乗車記(上野→青森)(その3) [夜行列車]
前回はA寝台個室・シングルデラックスを紹介しましたが、今回は他の寝台、座席も紹介していきます。
「あけぼの」には、B寝台個室「ソロ」車両が2両連結されています。(写真は青森駅にて撮影)
プルマン式開放A寝台を改造した車両で、レールに対して平行に上下2段に個室が並んでいます。
中の通路は狭く、人ひとりがようやく通れるか、といった感じです。
身をかがめて下段個室を見学。上段に上るための階段が干渉してますが、そんなに狭くはなさそうです。
階段を上って上段個室も見学。天井まで窓がせり出していて、眺望は抜群に良いでしょうが、入った時点からかなり狭いです。さらにベッドメイキングすればそれだけで部屋の大部分のスペースをとってしまい、この上なく窮屈でしょう。
ちなみに寝台料金は上段、下段問わず開放式B寝台と同じ¥6,300で、閑散期でも人気が高いようです。
あけぼのオリジナルの座席として、「ゴロンとシート」があり、寝そべったクマさんのロゴマークが目印です。
座席とはいっても、開放型のB寝台からリネン類や浴衣を省いただけで、通常の指定席料金で利用できます!
庄内、秋田地方から東京へは「ゴロンとシート」利用の企画乗車券も発売されており、それも相まってこちらも人気は高いようです。
そして、ベーシックな開放型の2段式B寝台もあります。「ソロ」や「ゴロンとシート」に比べると割高感は否めませんが、閑散期には静かな夜汽車の旅を楽しめるかも知れませんね。
水回りもきちんと手入れが施されており、だいたいのトイレが洋式化されているほか、洗面所も自動水洗式に変わっていました。
あけぼのに使用される24系および24系25形も、かれこれ造られて40年近く経っており、寿命も近付きつつありますが、適度にリニューアルされて、現在に至っています。
東北新幹線新青森開業後も生き残っており、それなりの乗車率を支持している「あけぼの」ですが、今後、285系サンライズエクスプレスのような、新型車両が導入されるのか、はたまた「きたぐに」みたいに寿命を迎えたと同時に廃止となるのか、気になるところです。(つづく)
「あけぼの」には、B寝台個室「ソロ」車両が2両連結されています。(写真は青森駅にて撮影)
プルマン式開放A寝台を改造した車両で、レールに対して平行に上下2段に個室が並んでいます。
中の通路は狭く、人ひとりがようやく通れるか、といった感じです。
身をかがめて下段個室を見学。上段に上るための階段が干渉してますが、そんなに狭くはなさそうです。
階段を上って上段個室も見学。天井まで窓がせり出していて、眺望は抜群に良いでしょうが、入った時点からかなり狭いです。さらにベッドメイキングすればそれだけで部屋の大部分のスペースをとってしまい、この上なく窮屈でしょう。
ちなみに寝台料金は上段、下段問わず開放式B寝台と同じ¥6,300で、閑散期でも人気が高いようです。
あけぼのオリジナルの座席として、「ゴロンとシート」があり、寝そべったクマさんのロゴマークが目印です。
座席とはいっても、開放型のB寝台からリネン類や浴衣を省いただけで、通常の指定席料金で利用できます!
庄内、秋田地方から東京へは「ゴロンとシート」利用の企画乗車券も発売されており、それも相まってこちらも人気は高いようです。
そして、ベーシックな開放型の2段式B寝台もあります。「ソロ」や「ゴロンとシート」に比べると割高感は否めませんが、閑散期には静かな夜汽車の旅を楽しめるかも知れませんね。
水回りもきちんと手入れが施されており、だいたいのトイレが洋式化されているほか、洗面所も自動水洗式に変わっていました。
あけぼのに使用される24系および24系25形も、かれこれ造られて40年近く経っており、寿命も近付きつつありますが、適度にリニューアルされて、現在に至っています。
東北新幹線新青森開業後も生き残っており、それなりの乗車率を支持している「あけぼの」ですが、今後、285系サンライズエクスプレスのような、新型車両が導入されるのか、はたまた「きたぐに」みたいに寿命を迎えたと同時に廃止となるのか、気になるところです。(つづく)